2019年07月28日

私が吉本を去った理由

今日は半年ぶりの休みとなった。
連日朝6時に起きて仕事に行ってたので、休みになっても朝早く目が覚めてしまった。
テレビをつけると、まだ「吉本問題」をやっていた。
「もういいよ」と思う。
視聴率は稼げるだろうが、騒いだところで何の進展もなく、それよりももっと大きなニュースがぶっ飛んでしまっている。

「往生際が悪い!」
これは吉本会社側にも、芸人側にも言える。
全てが「自分の立場を守ろう」としている、本来なら破天荒であるべきなのに情けない姿である。

私は19歳で「花月」の舞台に立ち、デビュー間もなくスケジュールがびっしりと埋まった。
朝から夜まで、連日舞台とテレビの仕事に追われた。
そんなある日、ふとこんなことを思った。
「今ある仕事は、吉本が取ってきた仕事であり、決して自分達の実力ではない」と。
このまま30歳になって、吉本頼りに生きているなんてまっぴらゴメンだなぁ。
芸人としてダメだと判断できたら一般社会人としてやり直せば良いと思った。

ゆえに・・・私はお世話になった多くの方に多大なる迷惑をかけて上京した。
「自分自身の芸人としての力がどれだけあるのか」を試す為であった。

連日のテレビを見ていて、誰が吉本を辞めるだのと騒いでるが、全て世間には全く関係のないこと。
バックボーンを気にしている奴なんて、所詮芸人ではないと思う訳です。
posted by hagiwarayoshiki at 23:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月21日

センダークマン

もう随分と昔の話。私がまだ30代の頃、当時の深夜バラエティ番組を手掛けていた私は「センダークマン」というコーナーを企画構成したことがあった。
10分程のコーナーだったが、主題歌「♪潔癖症と正義感に燃える男、センダークマ〜ン 行け!ダッシュだ!ザブだ!」に乗せて、センダークマンが登場する。
センダークマンは不潔な奴を見ると許せないヒーローで、街を歩いていて「襟足が汚れている男」を見つけたら「汚いぞ!洗ってやるからシャツを脱げ!」と無理やり裸にして、洗濯板とタライで汚れたシャツを洗う。
勿論アポなし仕込みなしのゲリラロケであった。

そのセンダークマンを演じていたのが、雨上がり決死隊の宮迫氏だった。
まだデビュー間もなく、それがテレビ初のレギュラー番組だったそうで、張り切ってやってもらった記憶がある。

それから何年も経ち、「R-1ぐらんぷり」で再会した時、「萩原さん、センダークマンは面白かったですねぇ。随分無茶なことをよくやったもんだと思いますよ」と懐かしがってくれた。

昨日の会見を見て、ふとそんな昔を思い出したまでです。
posted by hagiwarayoshiki at 21:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

コンビの絆

「闇営業」の話題が未だに賑わせている。
私に言わせれば「氷山の一角」なのだが。

それにしても気になるのが、スリムクラブなどは別として、殆どが「相方にも内緒」であったこと。
直の仕事を依頼されれば、まずは相方に話をするのが漫才コンビとしては当然なのだが。
この件に関して「あいつ、勝手に直営業に行きやがって」とコメントした人はいない。
まぁ、当然のことであって、誘われれば行くのかということになるからして。

テレビが「コンビバラ売り」を昨今当たり前にしてしまった。
昔は違った。
「ひょうきん族」は、呼んでない方には「休業補償」として、半額を支払っていたものだ。
今そんなことをやっているテレビ局はないだろう。

「海原はるかかなた」さんに、こんな逸話がある。
お二人は、ピンで行った仕事は当然のように折半だからといって相方にも半額支払うらしい。
ある日、こんなことがあった。
二人で飲んでいると、隣りの酔客が「いつもテレビで見てるのやけど、その頭いっぺん吹かせて」と。
はるかかなたさんといえば、てっぺんの髪の毛を「フッ!」と相方が吹いて禿げ頭がもろ出しとなり爆笑になるのが定番。
プライドの高い芸人なら断る場面だが、人の良い二人は「いいですよ」と。
結局、酔客に頭を吹かせて「おおきにな」と、お礼に千円もらったらしい。
すると、頭を吹かれた「はるか」さんは「ママ、この千円を五百円二枚に替えて」と。
そして、横で見ていた「かなた」さんに半分の五百円を手渡したそうな。

こんな美談を言ってる私だが、実は「B&B」時代には相方内緒の直の仕事によく行ったものだった。
仲の良かった「西川のりお」さんと「北京一」さんを誘って三人で大手化粧品会社のパーティに行ったことがあった。
全てアドリブの連発だったが、大爆笑となり「この三人でトリオを組めば絶対に売れる」とも思ったこともあった。

反社会的勢力の席に、それとも知らずに行ったこともあったよなぁ。
posted by hagiwarayoshiki at 23:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする