2018年02月26日

オープンテラス

MIOROSは小さな店だが、オープンテラスが二ヶ所あって夏には人気のテーブルとなる。
でも冬は勿論寒いので、誰もオープンテラスを選ばない。当たり前のことだが。

行楽シーズンになると、「表の席でお弁当を食べさせてもらってもいいですか?」というおばさまグループが来られたりする。
「ハイ、いいですよ」と、混み合っている場合を除いてはOKして、お茶のサービスをしてあげたことも。
そんな方々は、申し訳ないとコーヒーを注文されたりした。
まぁこんなことは社会生活の常識とでもいうべきか。
相手の気持ちになってこそ。

日曜の朝の東六甲展望台は、高級車が集まる場所となる。
以前はMIOROSに来てくださる方もいらしたが、最近は全く店とは関係のない人達。
今朝も何台か来ていたが、無視して開店準備をやっていた。
オープンテラスにテーブルと椅子を運び、のぼり旗を設置する。
ふと気がつくと、オープンテラスに親子ずれが座っていた。
どうやら高級外車でやって来た父子らしく、コンビニで買い込んだような弁当とお茶を召し上がられていた。
私は迷った。
「そこは店の席なのです」と言うべきなのか、それとも放置するべきなのか・・・。

まぁ展望台には殆ど人はいない現状でもあるし、放置しておこうと決めた。
それから暫くして、その親子が車で去って行った。
「もしや?」と、そのテーブルを見てみると、食い散らかしたゴミが散乱していた。
むかついた!
言ってやったら良かったと。

行儀の悪いのは、中国人観光客だとばかり思っていたが、それ以上にたちが悪い。
オープンテラスをかたずけながら、「あの子供は、父親のせいで、そんな行儀の悪いことが平気だと思って大人になるのだろうな」と思った。

行儀って何なのだろうか。
この国は、昔からそれを重んじてきた筈。
中国人観光客をとやかく言うよりも、この国の富裕層が下品すぎると思う。





























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2018年02月24日

二月の寒さ

今日は久しぶりに寒さが和らいだ。
暫くぶりに来られた常連のお客様が「今年は雪が凄くでずっと通行止めになっていたでしょう」と。
通行止めではなく、チェーン規制なのだが、まぁ通行止めのようなものかもしれない。

二月の寒さといえば、私が二十歳の時の思い出。
B&Bを辞めて、突然の上京だった。
何のあてもなく、東京に知り合いすらいなかった。
でも飛び込み同然の店でショーをやらせてもらい、結果的にそのお店の専属タレント兼ボーイとして働ける場所ができた。

閉店後にいただけるまかない飯は最高に美味しかった。
最終電車に乗り、亀有の安アパートに帰る夜道の寒かったこと。
「東京って、こんなに寒いんだ」と震えた記憶がある。
今まで暮らしてきた関西と比べて、とにかく北風がきつい。
帰ってせんべい布団にくるまりながら、帰りの自販機で買った缶ビールを飲んで寝た。

「東京砂漠」という歌があるが、「東京って寒い砂漠なんだ」とさえ感じた。
でも、その後は様々な方の親切で芸人として夢に向かって進むことができた。
感謝、感謝。

二月の寒さは走馬灯のように、そんな過去を思い出させる。

ところで「ビル風」という不安定な風があるのですが、東六甲展望台に吹く風も常に風向きが一定していないのは何故なのでしょうか?
ビル風の場合はその理屈がよくわかるのですが、山の傾斜地で何故不安定な風が吹くのでしょうかね。

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2018年02月20日

東六甲展望台に来る人たち

東六甲展望台は、眼下に北は比叡山から大阪平野に関空、淡路島や友が島まで160度のパノラマが広がる展望台である。
こんな素晴らしい展望台を、今から半世紀も昔に作られたというから凄い。
ここは自然に出来た展望台ではなく、あくまで人の手で作られたのだ。

昔からカップルのデートスポットとしては有名で、今もカップルは勿論多い。
MIOROSに来られるお客様は、意外や熟年夫婦が多い。
というのも、若い頃デートをした思い出を振り返る小さな旅に来られた様子。

最近は中国人観光客が増えたが、やはり母国でこのような展望台はないのだろう。
やたらテンションが高い。

介護施設の車がよく来る。
西宮の施設などは常連様で一度に10人以上のご来店でてんやわんやになったりする。
店で休憩された後、展望台で皆さん揃って童謡を合唱されたりする。
素晴らしい景色を眺めながら、歌うことは大切なのだなぁと感じた。

障害を持たれたお子さん連れのご家族も多い。
障害のお子様の笑顔を中心にして記念写真を撮られる。
介護施設の方々もそうだが、こもりがちになる人の良薬なのだと思う。

最近、障害者の強制不妊が問題になっている。
この国は何と酷い差別をしてきたのかと呆れるばかりだ。

山田洋次監督の「学校シリーズ」は是非教育の場でも使ってほしい。
少し知恵遅れの子供が先生に訴えるセリフ。
「あいつ(かなり障害の酷い子供のこと)は、自分が知恵遅れだということを知らない。僕はそれを劣等感に思うが、あいつの方が幸せだ」と。

まぁ、東六甲展望台には様々な方が来られるが、今年の寒さは異常であり、今日は常連のお客様が僅かに来られただけだった。

東六甲展望台に来られる様々な方のことも思うと、人生をさとるような心境になるが、孤独な時間だけが流れた。

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