2017年03月25日

孤立

六甲山では、まだまだ寒い日が続き、先週やっと春が来たと思いきや、また遠ざかったようである。
今日は週末土曜というのに、東六甲展望台にやって来る人は殆どいない。
あまり暇なので、久しぶりに展望台から大阪平野を眺めてみた。
変わらない景色だが、「多くの人がこんなちっぽけな中でうごめいているのかなぁ」と、いつものように感じる。
でも、「人は集団で支えあって生きているのだなぁ」とも思った。

MIOROSを始めてから、もう一年と9ヶ月になった。
長年多くの人と関わりを持って生きてきた今までの人生とは真逆で「俗世間から離れられた」と喜びを感じた。

でも、それは間違っているのだろう。
「人」というのは、その文字の如く「支えあって生きていくもの」
社会生活あってこそのものだ。

世間と遮断して生きて行くことなど到底できない。

誰も来てくれない展望台から下界を眺めていると涙がでそうになった。
意地ばかり張っていたが、やはり「人が恋しい」「人が好き」なのだ・・・この私は。

思えば「孤立した人生」をどれだけ歩んできただろうか。
小学3年の時、姫路の町の学校から田舎に転校した時が、初めての「孤立体験」であった。

でも、「みんなを笑わせる」という技を身につけて、私は孤立から脱出できた。
その技が災い(?)となって、芸人になってしまった。

漫才コンビを組むも、相方に恵まれず、また孤立の世界へ。

数えればきりがない程「孤立と脱孤立」の繰り返し人生だった。

でも今回の「孤立」は今までで一番厳しいようである。
東六甲展望台を画期的な観光スポットにしようと思って始めたMIOROSだが・・・。
協力者が全くゼロに等しい状態では無理な話である。

「書を捨てて町に出よう」
寺山修司の名作だが、私も「山を捨てて町に出よう」とでもこの際するかな・・・。




posted by hagiwarayoshiki at 22:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする