2017年01月10日

成人式の思い出

今日は宵えびすのせいか、東六甲展望台は閑古鳥が鳴いていた。
それに成人式。
そんな日に六甲山まで来る人など少ないのも当然である。

成人式といえば、私は自分の成人式の日は仕事で行けなかった。
それも加古川の成人式に呼ばれて漫才をやるという仕事。
私の出身地は姫路なので、となり町の成人式に余興で行ったという奇妙な話だ。

漫才のつかみで「僕は本当は隣りの姫路でみんなのように成人式する筈やった」とアドリブを言ったところ、舞台を終えた後、相方が「オマエの成人式なんか誰も興味ないやろ。余計なアドリブやめようや」と言ってきたのを今でも覚えている。
ネタは私が作り、舞台でも私がほとんど喋っていたのに関わらず、相方はその頃やたら私を批判ばかりするようになっていた。

後悔・・・それは二種類あるらしい。
「あの時どうしてあんなことをやってしまったのか」という後悔と「あの時どうして何もできなかったのだろうか」という後悔。

私は人生において絶対に後悔などしない!
そう心に決めていた。
でも、最近になって後悔するようになった自分を情けなく思ってしまうことがある。

いけない。
このままではダメな年寄りになってしまいそうだ。
posted by hagiwarayoshiki at 01:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月06日

変貌そして失望

今日、我事務所に所属している弟子の一人がわざわざ店まで新年の挨拶に来てくれた。
でも、私がお客様の接客をして、「チャイ」や「ぜんざい」を作っている姿を目の前で見てどう感じたのだろうかと思った。
弟子のみんなは私が業界でバリバリの頃に入ってきた。
偉そうに関西のお笑い界、テレビ界で君臨していると思って頼ってきたと思う。
その師匠が、頭にバンダナをまき、エプロンをして厨房で仕事している。
私が弟子の立場なら、「情けない師匠を選んでしまったものだ」と思っているかもしれない。

「なりふり構わず」という言葉があるが、私自身世間にどう思われようと勝手気ままに生きてきた人間ではある。

でも、私の背中を見て憧れすら感じた若者もいたと思うと、非常に申し訳ない気がした。

「ありがとう」と改めて思う。
厨房でお皿を洗っている私にまだついて来てくれている弟子のみんなに。

そんな皆を幸せにしてあげたいと願うが・・・空しい。
個人の力よりも権力社会になってしまった。
みんなゴメンよ。



posted by hagiwarayoshiki at 00:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月04日

閉店前の珍事

今日、MIOROS閉店まじかに、オープンテラスのテーブルも全て店内にしまいこんだ時のこと。
「まだ、いけますか?」というお客様がいらしたので「テイクアウトなら、大丈夫ですよ」と。

若いカップルで「そばめし」と「カレーうどん」を注文された。
お話を聞けば、これからケーブルカーに乗って、「オルゴールミュージアム」まで行きたいとか。
「もうケーブルカーは走ってない時間だと思うし、オルゴールミュージアムもすでに閉館していますよ」
そう伝えるとがっかりされた様子。

そのカップル、どうも日本語がたどたどしかった。
中国から来られたカップルらしい。
聞けば車ではなく、バスでここまで来られたとか。
「今から六甲山上まで向かうのは車がないのでは無理ですし、バスも最終は終わっていますよ」
そう伝えると中国人カップルはブルーになってしまった。

「もうすぐ店を閉めますから、私が芦屋の駅までお送りします」
その言葉に中国人カップルは安堵して、店内でむさぼるように食事されていた。

そのカップルを乗せて山を下りる車の道中、いろんな会話をした。
「正直、中国人だからと、この国の人は冷たい態度をとる人も多いでしょう?」
「いいえ、日本は本当にいい国です」
中国で知った日本の文化を聞かせてもらったりしつつ、芦屋駅に到着。

「ありがとうございました」
心からお礼を言ってもらった。

国と国との問題は、多くの問題を抱えている。
でも、人と人とは人種が違っていても皆人間同士。仲良くするのが当たり前の話だ。

「ありがとうございました!」
JR芦屋駅で別れ際に、お礼を言ってくれた二人の眼は純粋すぎた「。



posted by hagiwarayoshiki at 00:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする