2016年10月25日

チャイについて

今日、店を開けようとしたら、東六甲展望台に一人の女性が佇んでいた。
よくよく見ると、うちの事務所に所属していた女性であった。
彼女は結婚して今は三重県に在住なのだが、わざわざ遠いところ来てくださったようだ。

「チャイを飲みたいです」
お出ししたチャイに満足してもらえた。

今日はチャイを注文されるお客様が多かった。

チャイはインドの紅茶である。
インドの人は毎日これを飲む。
でも、悲しい歴史がある。

インドが英国に支配された時、彼らは朝と夜にしか食事できない貧困の状況であったらしい。
紅茶の上等な葉もイギリスが持ち去ってしまった。

そこで彼らは、安い「アッサム茶」を甘くして飲むという工夫をした。
これさえあれば、昼食を抜きにしてもしのげると・・・。

美味しいものは、結構こうやって貧困の中から生まれているのかも。

閉店時間を過ぎた頃、熟年カップルがいらして「チャイ」をご注文された。
「美味しい!また来ますわね」
その言葉が天使の声のように聞こえた。
posted by hagiwarayoshiki at 01:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする