2016年09月05日

水売り

水を買う時代になった。
美味しい水が売られているので当然のことだが。

いつの時代から、水を買うようになったのか。
それは江戸時代に遡る。
大坂(大阪)では江戸時代にすでに「水売り」がいたようだ。
元々大阪平野は湿地帯というか海であって、井戸を掘ると塩水がわいてきて飲めなかったらしい。
井戸水がの飲めたのは上町台地から天王寺にかけての一部だけ。
淀川の水を天秤棒で売っていた「水売り」がいたらしい。

何故こんな話をするのかというと、今日来られたお客様とのこと。

店内で昼食を召し上がられていて、お水が減ったのでお水のサービスをすると、「ありがとう!嬉しい!」と。
何故そんなに喜ばれるのか、お話を聞けばこんなことであった。
以前にこの店(MIOROSの前に営業していた店)でお食事をした時、「お水をもらえますか?」と言ったところ、
「100円いただきます」と言われたそうな。
そのお客様、「カフェで金出してまで水いらんわい!」と怒って帰られたそうである。

MIOROSのお水は買ってきたミネラルウォーターをお出ししているが、原価がかかっていようがお水はサービスでしかない。
前のお店も原価がかかったので料金を取っていたようだが、呆れる。

そんな店のあとにMIOROSは営業しているのだから、当然過去のマイナス要素まで引き継いでいる。
「ありがとう!美味しかったよ!また来ますね」
そう言ってくださってベンツに乗り込まれて東六甲展望台をあとにされた。

同じ場所で店を引き継ぐのは厄介なことであるが、新たに喜んでいただけるいただけるお客様ができるのは有り難い!

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2016年09月03日

道の足跡

MIOROSのある「芦有ドライブウェイ」が今年で55周年を迎えるらしい。
55年前といえば、東京オリンピックを3年後に控えて、この国に高速道路という存在すらなかった時代である。
名神高速道路の開通が昭和38年。その二年前の昭和36年に「芦有ドライブウェイ」は開通した。
野球界では長嶋茂雄と王貞治が新人として活躍し、チキンラーメンが初めて世に出て間がない頃だ。

この道路は国や公共事業が行った訳ではない。
有馬温泉の旅館のオーナーが私財を投資して開通させたという珍しい話である。

「有馬温泉のアクセスを良くするには、六甲山にトンネルを堀り近道を造るのだ!」
全く無謀な計画だと思われた。
勿論その時代に六甲山にトンネルなどある訳がない。
六甲山トンネルができたのは、それからずっと後のこと。

六甲山系は地盤が弱いため工事もかなり難航したようである。
災害で何十人もの犠牲者もでたようだ。

今日、MIOROSの常連のお客様である元ゼネコン大手の重役さんにこの話をすると、日本の道路開発の裏話をいっぱい聞かせてもらった。

面白いから調べている「芦有ドライブウェイ誕生物語」
また続編をブログでお伝えします。
IMG_2685.JPGIMG_2685.JPG
当時のトンネル工事の写真です。


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2016年09月01日

お客様との会話

以前に「神戸観光アプリ」を制作する時、あらゆるお店に飛び込みをして参加を募った。
そこでお知り合いになれた方も随分と多いのだが。
三宮のとあるバーのマスターがこんなことをおっしゃっていた。
「毎日お客様とおしゃべりしているのが楽しいのですよ」と。
それを聞いた時私は,何がたのしいのか理解できなかった。
「接客のどこが楽しいのだろうか」

そういえば高校の先輩で、私の商売の師匠でもある人もこんなことを言っておられた。
「毎日食べに来られるお客様とおしゃべりをするのが一番の楽しみ」と。
その先輩は小さな「レストラン&カフェ」を営んでおられる。

そんな方々の言葉が最近になってようやく理解できるようになった。
MIOROSの常連のお客様とおしゃべりするのは正直楽しいというか、和めるひと時である。

また、初めて店に来られたお客様とおしゃべりする機会も最近増えたなぁと感じる。
他府県ナンバーの車で遠くから来られた方や、外国から観光に来られた方。
皆さん東六甲展望台からの眺めにテンションは上がる。
そんな人たちとおしゃべりするのは、役得というか有り難いことである。

思えば私自身のこれまでの人生、笑いたいという願望の人達に満足していただけるようにと没頭してきたが、今もお客様を楽しませて喜んでいただけるという点では同じかなぁと思った。

このところ昨年と比較して売り上げも低下していたのでイライラすることも多かった。
が、そんなちっぽけな自分が恥ずかしくなった。
「毎日楽しい出逢いのある暮らし」
ありがとう・・・の気持ちを大切にしなければならない。
posted by hagiwarayoshiki at 01:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする