2016年01月20日

読み残したくなる本

私は貧乏性なのか、美味しい食べ物に出あったら少し残しておいて、またいつかの楽しみにしようとする。
近頃、本を読んでいても同じ傾向。
面白い本は「嗚呼、あと僅かで終わってしまうのか」と思うと読むのをやめて楽しみを残すようになってしまった。

昨今、本を選ぶのは難しい。
ベストセラー本だと思わず買って「何と下らないのか」とガッカリしたことも多かった。
そりゃそうだろう。万人受けする本なんかは殆ど面白くない。というか、本を今の時代に読む人はかなり独自性の内容をほしがるからこそ本を手にするのだと思う。

相性の良い作家に巡り会えると嬉しくなって、その作家の本を買いあさる。
でも、何作かで必ず裏切られるのは残念だ。

その点、今はまっている田中啓文氏の本は、未だ裏切られていない。
チビチビ食べ残して美味しさを味わうように、チビチビ読み残ししつつ読ませていただいている。

「鍋奉行犯科帳」シリーズは実に面白い!
江戸なにわの時代考証を始め、ユーモア、人情など関西人を満悦させる作品だと思う。
次作に期待!

posted by hagiwarayoshiki at 23:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする