2015年09月14日

まるで昔の峠茶屋

今日は奇妙な一日だった。
好天気に恵まれた日曜日だというのに、お昼時にお客様が来ない。
展望台には多くの車は停まるが、皆さんMIOROSを敬遠されるように去って行かれる。

いつもだと忙しい時間に余りお客様がなかったので、厨房の火を落とすことにした。
が、そのとたんに次々とお客様が来店された。
一度に料理を沢山注文され、落とした厨房の火を復活させ慌てて対応を。
ソフトアイスも久しぶりに沢山売れ、8月以来の<ソフトクリーム待ちの行列>すらできた。

ヘトヘトになった。
炊事場には食器の洗い物がどっさり。
閉店前に食器洗いをしていると、悲壮な顔の4人連れの家族がいらした。
「何か、食べるものはありますか?」と。
聞けば、中国自動車道が事故の影響で大渋滞だったようで、抜け道として有馬から芦有道路まで来たものの、家族全員クタクタでお腹もペコペコらしい。
二人のお子様は旭川ラーメンと喜多方ラーメンのイートインを注文され、旦那様と奥様はそばめしとエビピラフを。

皆さん、かなり空腹状態のようだったので急いで料理を作ってお出しすると、「美味しい!」と食べていただいた後、奥様がこんなセリフを。
「あんた達、このオジサンは命の恩人やで!ちゃんとお礼を言わんと」
行儀の良い二人のお子様はご丁寧に「美味しかったです」と。
「本当にこの店がなかったら、私達どうなっているのやら」
奥様の話は何だかオーバーだが、私は嬉しくも「昔の峠茶屋じゃあるまいし」と思ってしまった。

さてさて、明日は定休日で「VIVA!ココロ塾」の収録。
安保法案の決議に引っ掛けて、チャップリンの戦争反対に関する名言集を一人喋りします。

もう一本は、声帯に関して面白い研究をされている大学教授の方。
実はMIOROS常連のお客様で最近親しくなれた方です。

思えば店を始めてから、毎日のように驚きと発見が続く。
昔の自分にすがって生きていた時よりもずっと楽しい!

posted by hagiwarayoshiki at 00:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする