2013年03月18日

ICOCAで行かない人達

昨日、もよりのJR駅前にある自動販売機に行列ができていたので、何なのだろうと覗いてみた。
その自動販売機は、JR切符の格安販売機だった。
場所は、JR構内から離れた路上であり、昼得切符を始め、どこへ行くにも格安の切符を販売している。
こんな自動販売機があることに驚いた。

最近、私はもっぱら車を使わずJRを利用しているのだが、近畿エリアのJR料金がやたら高いことに気付いた。
「ICOCA」を使っているが、マイレ−ジのようなサ−ビスがある訳でもないし、ただ切符を買う手間が省けるだけのことらしい。
それにJRは長い歴史の中で「時間が読める」のが売りであったが、福知山線の脱線事故以来、びびりまくって遅れてばかり。

私はJR一社提供のTV番組を長年担当していたので、JRの体質がよくわかる。
つまり、JRとは「邪道な礼儀知らず」の略。
現場の人達は皆さん頑張っていらっしゃるのだが、お偉い方になると、まさしく「邪道な礼儀知らず」の奴ばかりだった。

もしも私が水戸黄門であったとしたら、これはどうすれば良いのであろうか・・・。
そんなことを考えていたら、私の後ろに一人の婆さんが並んでいた。
「あっ、すみません。僕、切符買わないのでどうぞ」
と、列を譲ると、
「私も買わないんです。さっき買おうとしたら自動販売機の下にお金を落としてしまったもので」
その婆さんは、かがんで販売機の下を覗きこむ。
「一緒に探しましょ」
私も、販売機の下を覗き込んだ。
「いくら落としたんですか?」
「五百円玉なんです」
「五百円ですか。見つけましょう」
そんな会話をしながら探してみるも、結局5百円玉はついに見つからずに終わった。

「有難うございました」
婆さんの、そんなお礼の言葉を背に私は、その場を去って行った。
そして、歩きながらふと思った。
婆さん、ICOCAを使ってたら、5百円無くすこともなかったのに・・・と。
posted by hagiwarayoshiki at 01:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする